扁平母斑の治療日記

0歳から始めた娘の扁平母斑の治療。母と娘(と、ときどき旦那)の奮闘記!

病院のハシゴ決定。

12月28日。

この日は午前中から、娘を連れてレーザーを受けた病院へ行きました。

年内最終診察日の前日ということもあり、病院は大変混んでいました。

受付でも「だいぶ待つと思いますが大丈夫ですか?」と子連れの私を心配してくださいましたが、私には今日しかなかったので、待つしかありませんでした。

待っている間、娘は抱っこ紐の中でスヤスヤ寝ていたのでそれが救いでした。

 

かなりの時間を待ってようやく診察室に呼ばれ、娘の腕の状態を診てもらいました。

腕に巻いていたパッドを外すと、素人の私にもわかるくらい傷の状態は良くなっていませんでした。

それを見た先生は「普通なら良くなっていくんだけどなぁ…やっぱり小さな子供で腕を動かしてしまうから…」と前回の診察時と同じことを言ってきました。

パッドで処置するだけではダメだと思ったのか、処置室に移動すると、イソジンゲルをたっぷりと塗り、ソフラチュールという網目状のシート(たぶん抗生物質)を貼り、その上からいつものパッドを巻かれました。

娘は大泣き。

グジュグジュの傷に消毒されたらそりゃ痛いよね…

胸が締め付けられました。

 

診察室に戻ると、先生はなぜか自信たっぷりに「この治療は絶対に間違ってないから!子供だから回復は早いはずだから!」と私に言いました。

その自信たっぷりな感じが、逆に怪しく感じました。

「これ、絶対レーザー失敗しましたよね?ヤケドですよね?」

この言葉が何度出かかったことか。

でも、なぜか怖くて言えなかったんです。

こういう時、夫や自分の親など、誰か一緒にいてくれたらどんなに心強かったか…

 

最後に先生は「病院が閉まる年末年始の間に何かあるといけないから、一応紹介状書いとくね。」と言いました。

 

私はもうその時点で、この病院には見切りをつけ、ネットで新しく見つけたヤケド専門のクリニックにこのまま行こうと決めました。

 

診察室を出て待合室でしばらく待たされました。

きっと紹介状を書いていたのでしょう。

もう紹介状なんて要らないから、早くこの病院を出たい…そう思いながらも待ち続け、ようやくお会計で呼ばれ、自費分の会計と処方箋と紹介状を受け取り、病院を後にしました。

 

絶望感のような気持ちを抱えながら、そしてすがる想いでそのまま新しいクリニックへと向かいました。